どうも…私、言いにくいのですが…。
男だけど産婦人科の医師やっています…ハイ。
もうね…こういうだけでね。
結構敬遠されてしまうこと、多くて最近めっきり参っています…トホホ。
別に私自身、変な下心あって産婦人科の医師を目指したわけじゃないのですけれどね…。
ちゃんと、れっきとした理由があるんですよ。
まぁ、簡単に説明しますと。
私の彼女は不妊に悩んでいたヒトだったんです。
まぁ、原因については色々と長くなるので、端折りますが。
彼女の悩みや相談などを聞いているうちに、どんどん「自分でできることをしてやりたい…」と思うようになったことがきっかけで、私は産婦人科の医師を目指すことを心に決めたのです。
おかげでずっと昔よりは、少しくらいは彼女のためにできていることもあるんじゃないかなあと思っていますが…それでも、やっぱりまだまだですね。
これからもっともっと頑張ってスキルアップをしていかないと。
ホントは保険会社の社内医師として活躍してみたい、という想いもあったんですけども、
結局産婦人科を選択してしまいました。
ただ、このスキルを活かしていつかは大手保険会社に転職してやろうと思います。
生命保険会社の医師求人の魅力は、サラリーマンみたいに定時で働けることにあるんですよね。
今みたいな不規則な勤務形態はちょっと終わりにしたいので。
…とまぁ、こういう理由があって私も産婦人科の医師をやっているのですよ。
でも、やっぱり患者さんにとったら私の動機なんて知ったこっちゃないわけで。
推測だけでね…判断されているのでしょうね…。
うん、本当に悲しくなる。
でもね、結構年配の方とかは慕ってくれたりするので、それが励みになっています。
優しい先生とか、何でも親身になってくれるとか…そういう言葉が本当、救いですよ…。
あとは彼女ですね。彼女がいつも労ってくれるし、私がこういう悩みをこぼしたときは笑いながら励ましてくれる。
こういうことがあるから、敬遠されるのは辛いけど、まだまだこれからも頑張ろうって気になれるのでしょう。
確かにね、男性の産婦人科医師全員が私と同じではないかも知れない。
それぞれ、どんな動機をもってなったのかはわかりません。
でもね、出来ればそういう目では見ないで欲しいなあ…と。そう思うのですよ。
泣きたい気持ちになることもありますが、歯を食いしばって今日も生きる。
しがない一人の男性産婦人科医師のつぶやきなのでした。