ゴボウ依存症

外国に住んでいると、食べたくても手に入りにくいものがあって困ります。
今私が住んでいる街には豆腐すらない。
でも電車でちょっと都会に行くと中華系のスーパーで買える事が分かった。そこには乾燥ワカメもあるし真空パックのレンコンも時々ある。
でもどうしてもないのがゴボウだった。
ネットで探せばいいのだろうが、レンコンだってあったからとて買うのはそう頻繁でもないし、なくても困るものはないのでそのままにしていた。
でも日本に一時帰国が決まったとたんに食べたくなったもので手に入らない「ゴボウ」が恋しくて仕方がなくなったのだ。
で、友人やいとこにメールしてゴボウ、ゴボウ、と言っていたら「これで我慢して」とゴボウの写真を送ってきたり(もっと欲しくなるでしょ!)、「かえってきたら一緒にゴボウ食べようね」との嬉しい知らせが入ったり。
でも嬉しいけどゴボウが食べられるのは日本に帰った時のみ。

なので帰った時はその日のうちにきんぴらゴボウを食べ、居酒屋に行けばゴボウを頼み、ゴボウのスープやらを親戚からいただいたりと、ゴボウづくしで終わった日本の旅。
手に入らないとこうまで狂ってしまうものなのだな、それにしてもそれがゴボウだなんて、自分でも情けないわ。
それでもゴボウ効果があったらしく、便秘もよくなりなんだかゴボウのおかげで体調も崩さずに済んだ。
おっと、日本食そのものがよかったといえばいいのだろうか。
やはり日本人には日本食があってるんだね、ゴボウだけじゃなくてもさ。
それにしてもまたこのゴボウ依存症はおさまっていないのであった。
ゴボウ、美味しいよね!


Posted by ヒッキー31. at 2013年05月09日17:09